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レッスン風景

 

私がバレエを始めた頃、このスタジオでは吉田都さんが練習していました。イギリスのロイヤルバレエ団で活躍していた吉田都さんです。

彼女がバレエを始めたのは、この国立スタジオでした。当時は私の母である石沢秀子がバレエの指導しておりましたが、大変なスパルタ教育でした。私も同じ指導を受けながら、このスタジオでバレエの稽古をしてきました。

レオタード

黒とピンクのレオタードを使用しています。 巻きスカートやニットはつけないことになっています。 「黒は体のラインをはっきりと意識させる色。かくすものが何もないから、自分のスタイルや動きが全部見えてしまうんですね。でも、月曜日と水曜日はピンクのレオタードにしています。やさしい色のウェアを着ることで、踊りの雰囲気も、自分自身の見え方も変わると思うんです。」

トゥ・シューズ

トウ・シューズでのレッスンを始める時期はとくに決めていません。足首を使いこなせて、体の引き上げができるようになった頃をめどにはかせています。早い子で小学校3年生くらいです。

「ちょっと前までは、初めてトウ・シューズをはく生徒と一緒にお店に行って、足にあったトウ・シューズを選んでいました。全部の指を伸ばせて、足の裏に力が感じられ、足の中心と重心がぴったり合っているものがいいんです。あこがれのトウ・シューズをはけると、みんなとても嬉しいみたいです。」 

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